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2013年12月
患者 M様 (透析歴 10年)
9月29日宮本クリニックの嵐山のバス旅行に参加させていただきました。
暑いくらいの晴天に恵まれました。
嵐山は台風18号のため、桂川の氾濫がありました。ニュースでは川の周りのお店が水浸しでした。
しかし、当日はお店の営業は以前と変わらない様子でした。しかし私たち観光客の目に入らないところではいろいろ被害はあるのだろうと思います。
嵐山に向かう途中の第一休憩場所の吹田SAでちょっとアクシデントがありました。
吹田SAに着くと同時に妻がそそくさとバスの座席を立ってトイレに向かいました。私もあわてて後を追おうとしました。
体が持ち上がりません。一瞬戸惑いましたがシートベルトをしていることを忘れていました。シートベルトをはずして立ち上がりバスの通路に出ようとするとまた何かに引っ張られています。よく見るとバスの前シートの後ろにある握り手に掛けてあるS字の針金が偶然にも私の服のボタン穴に見事に入りこんでいます。このS字の針金は手荷物を引っ掛けるために持って来たものです。
この様子を斜め前の座席で偶然に見ていた美人の看護師に見られて大笑いされてしまいました。(とにかく美人と書いておかないと。患者の弱いところで穿刺のときに痛い目を見る可能性があります。(^o^))
そうこうしているうちに嵐山に到着しました。すぐに時雨殿という百人一首を展示してある場所に行きました。
時雨殿の2階に平安時代の着物を着せてくれて写真撮影をさせてくれるところがありました。看護師さんも何人か着物を着ておられました。余りの美しさに思わずシャッターを押してしまいました。というよりその写真を家の玄関に飾って魔除けにしようかと思います。(^o^)
その後、美味しい昼食をいただき太秦村へと向かいました。
太秦村は自由行動であちこち知らず知らずに歩いて回っていました。
ちょっと疲れました。
私はまだ歩くことに不自由はしていません。
患者さんの中には歩くことに少し不自由されている方もおられます。また途中で疲れた方のためにスタッフの方が常に車椅子を持って行っています。
お蔭様で私はまだ歩くことに不自由はしていません。自分で行きたいときに行きたいところに行くことが出来ます。
しかし、足の不自由な方は気軽に旅行に行くことが出来ません。だから宮本クリニックの旅行は楽しみしている方が多いと思います。まして旅行先で何かあってもスタッフの方が付き添っていただいているので心強いでしょう。宮本クリニックの方や旅行を計画していただく患者会の方はご苦労だと思います。
今後もこのような行事は続けていただきたいと思います。
楽しい旅行をありがとうございました。